講座で使用するExcelファイル

Lesson1

【デフォルトの機能を使用し集計してみよう!】

以下の既存の機能を使用し、作成します。

  • 小計
  • ピボットテーブル

現在では、ピボットテーブルを使用した表作成はMOSの検定でも出題される項目として有名です。
エクセルの既存の機能で、簡単に表を集計ができその集計に合わせたブラフも挿入できます。 表においては、デザインを選択できよりカラフルで『今どき』の表を作成可能です。

対して、小計はMOSの対策では出題頻度は低いですが、見た目はそこまでカラフルではないからこそ、通常の業務で使いやすさを発揮します。
ちょっとした表作成をボタン一つで簡単に作成できます。 月々の〇〇別の計上や、営業所毎の集計に役立つことでしょう。

Lesson2

【売上表を作成しよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • 条件付き書式
  • IF

条件に合わせて該当するセルの書式設定をします。
これを利用することで、一目で重複していることや、平均値以上や以下などを理解することができます。 膨大なデータになるほど重宝される機能です。 目視でチェックすると、目の疲労とともに工数が重なりヒューマンエラーが発生することでしょう。

IF関数はエクセルの『もし〇〇なら、✕✕』のような条件を定義する関数です。
出現頻度が多いので、こちらも自分の力で関数を立てれるようになれば、100%作業効率と正確性が向上します。

Lesson3

【名簿を作成しよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • フィルター
  • 置換機能
  • 可視セルのみ選択
  • FIND
  • LEFT
  • SUBSTITUTE
  • SUBTOTAL
  • ASC
  • JIS

フィルターは既存機能です。表に対してフィルターを付け、条件を選択すると、該当するデータを抽出することができます。

置換機能は既存機能です。セル内の文字に対して検索をかけ、どこに存在するか把握及び置き換えが可能です。

可視のみ選択する方法は、抽出後のデータのみコピペなどして新しくデータ保持したいときに便利です。 単純にコピペすると、抽出されていないデータ(見えていない部分)までコピーしているときがあります。

FIND関数は指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その位置番号を返す関数です。 都道府県の県などを文字列から探すなど役立ちます。

LEFT関数は指定セルにおいて、文字列の一部を左端から指定された文字数だけ抽出する関数です。 商品番号など桁数が同じデータに値して有効です。 また、左から特定の文字数でなくとも、FIND関数を用いて動的に文字数を変更できます。

SUBTOTAL関数は集計方法を指定してさまざまな集計値を求める関数です。 抽出後のデータ集計を表示させるのにもっともよい関数でしょう。

Lesson4

【VLOOKUPを使ってみよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • 名前の定義
  • VLOOKUP
  • HLOOKUP
  • MATCH
  • XLOOKUP

名前の定義は既存機能です。表に対して名前を定義を設定して式などで使います。 ヒューマンエラーの防止に役立ちます。 また、後任者が一目見て度の表を使用しているか簡単に調査と変更などができます。

VLOOKUP関数は表を縦方向に検索し、特定のデータに対応する値を取り出す関数です。 エクセルの表計計算において最も活用される関数ではないでしょうか? 膨大なデータから指定する文字やデータを調査、引用するときに役立ちます。

VLOOKUP関数は表を横方向に検索し、特定のデータに対応する値を取り出す関数です。

MATCH関数は検索したい文字列指定を、検索範囲から探し出し、 それが何行目(何列目)かを返す関数です。 なれるまでに練習が必要ですが、使いこなせるようになると、簡単に作業効率を上げることが可能です。

XLOOKUP関数は表を横方向に検索し、特定のデータに対応する値を取り出す関数です。 VLOOKUPとHLOOKUPのハイブリット最新版ですが、必ずしも最新機能の方がいいというわけではございません。 スピル機能を用いているので、ちょっとびっくりしたりします!(笑)

Lesson5

【タリフを作成しよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • IF
  • IFS
  • AND
  • INDEX
  • MATCH
  • VLOOKUP

IFS関数は複数の条件を順に調べた結果に応じて異なる値を返す関数です。 複数のIFで条件分岐の入れ子を避けるために存在しているといっても間違いではないでしょう。 しかし、ネストの方が長さ的に短かったりします。

AND関数は複数条件が必須の時に使う関数です。 文字の分岐ではありません、条件が論理文がカッコ内に記載します。

&関数は単純にセルとセルの文字結合時に使用する関数です。 意外と使用頻度は多いです。顧客番号に本日の日付をつけたりするときに使用します。

INDEX関数は指定した行と列が交差する位置にあるセルの内容を返す関数です。 MATCH関数との併用で表から交差するセルの抽出が可能となります。もちろん、他にも交差点の抽出方法はございますが 一番一般的なものはINDEX関数とMATCH関数の併用式でしょう。

Lesson6

【有給付与表を作成しよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • EDATE
  • INT
  • ROUNDDOWN
  • YEARFRAC

EDATE関数は基準日からの数か月後の日付を算出する関数です。 期限を明確にするとき役立ちます。 またこれを用いて、条件付き書式設定をすれば1週間前などに色を付けるといったアラート機能も作れるでしょう。

INT関数は指定数値の整数部分のみを返す関数です。 端数は全て切り捨てます。

ROUNDDOWN関数は数値を指定された桁数で切り捨てる関数です。 使用者の意図に合わせて、整数なのか小数第何位まで表示するのかを設定できます。 DOWNは切り捨てを意味します。

YEARFRAC関数はDATEDIFの代用で使われます。2つの日付 (start_date と end_date)の間の全日数が1年間に対して占める割合を計算します。 DATEDIFは非公式の関数なので、使えないデバイスもあるので、この際に、別の方法も覚えましょう!

Lesson7

【入金管理表を作成しよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • IF
  • EMONTH
  • INDIRECT
  • IFNA
  • VLOOKUP

EMONTH関数は開始日から起算して、指定された月数だけ前または後の月の最終日に対応するシリアル値を返します。 この関数を使用すると、月末に発生する満期日や支払日を計算することができます。

INDIRECT関数は文字列で指定したセル番地の値を表示するExcel関数です。 シート間の引用も可能なためハイパーリンクとの併用で、一覧より該当のシートへの遷移もできます。

IFNA関数は数式が #N/A エラー値を返す場合に指定した値を返す関数です。 式を立てる上ではエラーはつきものです。そのエラーも考慮して表やデータを作れるようになれば、効率化間違いないしです!

Lesson8

【採用表を作成しよう!】

以下の既存の機能と関数を使用し、作成します。

  • テーブル

普段のExcel業務で表を作成するとき、
・行や列を追加するたびに書式を設定するのが面倒……
・合計などの数式を入力するのに時間がかかる……
などと感じたときは、Excelのテーブル機能を使ってみてはいかがでしょう! テーブル機能を使えば、範囲の再設定も不要です!しかし少し構造体を知る必要があります!